【書評】食べない生き方
こんにちは。
komaです。
今日ご紹介するのはこの本。
一気に読んでしまいました。
本当にあっという間に読み終えてしまいました。
僕は一昨年の暮れに引っ越しをして、それからミニマリズムや少食に興味を持ち始めました。
そんな中出会ったこの本。
その後断食を繰り返し、現在は一日一杯の青汁と水分約1.5から2リットルと少しのサプリだけで生活しています。
著者の森さんは20代で脊髄小脳変性症という難病を患い、いろいろなことを試したが回復せず、断食療法を試したところ病状が回復しました。
この本には、森さんが病気になる前のこと、病気になり、いろいろな治療を試したがうまく行かなかったこと、断食療法との出会いと実践、病気が快方に向かっていったこと、そして現在の森さんの生活、さらに断食、少食を通して森さんが伝えたいことが書かれています。
青汁一杯といってもその一杯には選び抜かれた野菜が入っているし、
サプリも摂っているからもしかしたら栄養的には問題ないのかもしれませんが、それでも1日の摂取カロリーは約60キロカロリーほど。
そんな生活を13年間(2013年当時)続けているのもすごいですが、さらに驚くのが、森さんの体型。身長153センチ、体重60キロ。数字だけで言えば、失礼ですが、おそらく太っている部類に入るのではないでしょうか。
だが、体はすこぶる健康、本人も幸せ。
カロリーってなんのためにあるんだ?と思ってしまいます。
さすがに森さんのような食生活はほぼ無理だろうし、やりたいとは思いません。
ただ、僕もここのところ食事の量を少なくして、体調はかなりいいです。
たまに飲み過ぎたり食べ過ぎたりして、翌日二日酔いになったり、胃がもたれたりもしますが、回復が前よりも速くなったような気がします。
そして、食事を取るための時間も減るので、単純に1日に使える時間が増えます。
ファスティングやダイエットに興味ある人もそうだし、別に興味がなくても、世の中にはこんな人もいるのかと、驚く本です。